やあ、こばやんです。いよいよ選挙戦も佳境に入ってまいりました。本日から投票日まで
『現役ポストマンが語る郵政民営化』
についてお話したいと思います。郵政民営化とはどういうものなのか?誰よりもわかりやすくお話したいと思いますので、お付き合いくださいね
本日からしばらくは、郵政民営化について私が考えていることを率直にお話したいと思います。
郵政民営化が世間で騒がれるようになってから、私の頭の中には強い自分と弱い自分があることに気付きました。本日は自分の中にある弱い自分をさらけ出してみたいと思います。(かなりの愚痴になってしまうかもしれませんが、どうぞ最後までお付き合いくださいネ )
ここからはドラマ調で進行します・・・
思い起こせば5年前・・・私はハツラツとした気持ちで、新しい職場に出社しました。そう、それが郵便局です!!
私は、今までのバイト経験などで、配達をすることにものすごくやりがいを感じていたので、郵便局に入って配達の仕事にずっと携わっていきたいと思い、ウキウキと職場に向かっていたものでした。
と同時に、私は公務員というものにものすごく興味を抱いておりました。私の頭の中では、公務員=最も安定している職業、入社するのはものすごく難しい代わりに、受かってしまったらラク★、絶対に潰れない、絶対にクビにならない!!という考えがありました。
ですから私は、郵便局に採用された・・・ということは
将来の安定が約束された
・・と思いました。これは私をはじめとする多くの公務員が思っていることだと思います。
つまり『数百倍の倍率の試験を突破してきたのだから、そのあとの人生を約束されて当然』という考え方です。
しかし、私たちを取り巻く環境は変わりました・・・直近の出来事で言うと、郵便局が『日本郵政公社』という名前に変わったことです。
皆様の記憶に新しいと思いますが、郵便局は総務所の管轄から離れて『日本郵政公社』という、新しい会社になってしまいました。日本郵政公社になってからまず行われたことは給料のカットでした。私は31歳になるのですが、おかげさまで私の基本給は日本の大卒平均初任給と同じくらいです(涙・・・)
私は公務員になって
将来の安定が約束された
と思っておりました。
今は『日本郵政公社』になってしまいましたが、私のその気持ちは変わりませんでした。しかし今『郵政民営化』が騒がれるようになって、私の気持ちはゆれ動いてしまいました(涙)
それは『郵政民営化』になることによって、私たちの公務員としての身分が剥奪されるのではないか??そしてまたまた給料がカットされてしまうのではないのか??ただでさえきつい営業ノルマがさらに大きくなってしまうのではないのか??果てには会社をリストラされてしまうのではないのか??などという気持ちです。
『郵政民営化』は、そんな安定を望んでいた私たち公務員に、変化をすることを余儀なくされます。私は今でも
『こんなはずではなかった・・・ボクは配達をしたくて郵便局に入ったのに、なんで営業のことで怒られなくてはいけないのか??』
と思っております。
最後まで愚痴ばっかりで申し訳ありません(涙)明日は、そんな弱い私が持っている強い自分の部分をお話したいと思います。
で、ここで思い出して欲しいのは「ノブレス・オブリージュ」と言う言葉。「高貴な身分には義務が伴う」という意味のフランス語だが、第二次大戦下のイギリスでは、この言葉の精神に則り多くの貴族の子弟がスピットファイヤー戦闘機で危険な任務に出撃し戦死した。貴族の子弟の戦死率は平民の戦死率よりはるかに高かったという。
日本は今、改革をするかしないかで国が亡びるという非常時。平成の貴族の公務員は、「ノブレス・オブリージュ」の精神の元に、今こそ身を犠牲にするときではないか
しかし私はこのような公務員が増えてしまったことは、人ではなく官僚システムに原因があると思います。『罪を憎んで人を憎まず』ではないですが、現在の試験に合格=ゴール・・・という図式を崩さない限りは変わらないでしょうね
最後に、コメントをする際は名前を書いて下さいね★