やあ、こばやんです。いよいよあと2日で総選挙です。選挙に行くことだけでは日本は変わりませんが、私たちの気持ち次第で日本は変わっていくのですよ★
さて本日は『郵政民営化』で明らかになってしまう郵貯・簡保の問題点についてお話したいと思います。(私はこの問題点を『爆弾』と呼んでおります。)
さて皆さんに質問です。『郵政民営化』が実施されたら、皆さんが郵便局に預けているお金をどうしますか??
私は別の銀行や、株に郵便局に預けているお金を移し替えます。『国の補償がなくなってしまった』郵貯に預けておくメリットが薄くなってしまいますからね★
こうやって私と同じことを思っている方が、あまりにも多くなってしまうと、大変なことになってしまいます。そう・・・
『取り付け騒ぎ』と 『国債の暴落』
です。
実は郵便局には、皆さんが思っておられるほど大金はありません。皆さんから預かったお金のほとんどは、『国債』と『財投債(チョット前までは財政投融資と言っていました)』に、姿を変えております。
『国債』と『財投債』ってなに??と言うご質問にお答えすると、あまりにも長くなってしまうので、ここでは省かせていただきますが、これらのものは基本的には『お金』に換えられますが、交換するのに時間が掛かります。
郵便局からお金をおろそうとする人があまりにも多くなってしまうと、郵便局が持っているお金が足りなくなってしまうので代わりに、郵便局が持っている『国債』などをお金に換えようとします。
しかし、しかし、しかしですよ★
『国債』をお金に換えようとすればするほど、『国債』の価値は下がってしまいます。(詳しくは私のマンガをご参照ください!!)
そうすると、私たちが郵便局に預けていたお金は、減ってしまうのですね(涙)
さて、こうなると大変です。たちまち『郵便局は私たちの預けたお金を全部返してくれない』といううわさが流れて、預けている郵便貯金を一斉に引き出そうとします。いわゆる 『取り付け騒ぎ』ですね!
『取り付け騒ぎ』が起こってしまったら、残念ながら郵貯・簡保が生き残っていく道はありませんね・・・
最近では『郵政民営化』のよいところばかりが取り上げられておりますが、『郵政民営化』によって私たちが今郵貯に預けているお金の価値が減ってしまう可能性があることを認識してください。